＜「午前十時の映画祭7」＞
【鑑賞料金】大人・シニア￥1,100／大学生・高校生・中学生・小学生・幼児￥500／障がい者￥1,000
※映画サービスデー、レディースデー、会員デー、レイトショー、ファーストショー等のサービス料金は適用外です。
※夫婦50割引、高校生友情プライス、高校生応援割引は適用外です。
※ユナイテッド・シネマグループ発行の特別鑑賞券は、特別興行のためご利用いただけません。
※クラブスパイス、キッズクラブによる割引は適用外です。
※クラブスパイス、キッズクラブによる無料鑑賞サービスは適用外です。
※クラブスパイス「2ポイント交換1000円鑑賞」「更新特典1000円クーポン」サービスは適用外です。
※各種割引券、クーポンはご利用いただけません。
※招待券は特別興行のためご利用いただけません。

女性映画の名手・成瀬巳喜男が監督した、日本映画を代表するメロドラマの金字塔。戦後日本の荒廃した時代を背景に、別れようとも別れられない男女の業と性を濃密に描く。主演の高峰秀子が情念を抱き続ける女を熱演。男に翻弄され身を落としていく姿が鮮烈な印象を残す。女を引きつける男に森雅之。色気を漂わせて円熟味のある演技をみせた。1955年度キネマ旬報ベストテン第1位、監督賞、主演女優賞、主演男優賞を受賞。第10回毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞した。

昭和18年、赴任先のインドシナで幸田ゆき子(高峰秀子)は富岡兼吾(森雅之)と出会う。富岡には妻がいたが、二人は関係を持つ。終戦を迎え、富岡は妻との別れを約束して先に日本へ戻るが、遅れて帰国したゆき子は富岡が妻と別れていないことを知る。煮え切らない態度の富岡に失望し、富岡と別れ米兵の情婦となる。だが、互いに罵り合いながらも結局は離れられない二人。よりを戻して温泉旅行へ出かけるが、富岡が宿泊先の若い夫人(岡田茉莉子)に惹かれていくのをゆき子は感じる。