★第71回カンヌ国際映画祭　コンペティション部門　最高賞　パルムドール受賞！
★第91回アカデミー賞®　外国語映画賞ノミネート！

下町の古い平屋に、家の持ち主である初江、治と信代の夫婦、その息子の祥太、信代の妹の亜紀の5人の家族が住んでいる。治は日雇い、信代はクリーニング店で働きはするが、彼らの生活は初江の年金が頼りで、足りない生活品は万引きで賄っていた。冬の寒い日、部屋の外に出されていた幼い女の子を、治が見かねて連れ帰る。少女の体には虐待の跡があり、信代は娘として育てることにする。貧しいながらも、家族は仲良く暮らしているように見えた。しかし、ある事件をきっかけに、この家族の秘密が明らかになっていく。