WEB-SPICE ユナイテッド・シネマ
botan
 ホーム > キャッチアップセレブ > 『バッテリー』

2006年9月11日『バッテリー』制作報告記者会見


1996年に刊行されて以来、世代・性別問わず今なお読まれ続け、380万部という大ベストセラーとなった児童書「バッテリー」が待望の映画化!今春いよいよ公開となります。
岡山県の雄大な自然を舞台に、主人公“巧”が野球を通じて家族や友人との関係を築きあげてゆく成長の物語。撮影終了後間もない頃行われた製作報告記者会見では、監督や出演者たちの晴れ晴れとした心境が自ずと溢れ出していました。
【 原作者&監督 】
<あさのあつこ:原作者>

「私にとって初めての映像化となる作品でした。物書きとしての私にとっても、とても大切な作品です。滝田監督に撮って頂けるだけでなく、これだけの素晴らしいキャストの方々に演じて頂けることは、この上ない光栄なこと。しかも撮影が、私が生まれ育ち現在も住んでいる岡山の地であり一生忘れない宝物になると思います。」

《あさのさんへのQ&A》
Q 映画化にあたりどんな作品になって欲しいと思った?
A 少年の緊迫感ともろさと熱さ、全てをきちっと映像として出して頂けたらと思ってました。現場を何度か訪れた時、確かに「あっ!巧がいる!豪がいる!」と実感しました。
滝田洋二郎監督<滝田洋二郎:監督>

「全ての価値観が野球しかない少年の純粋さと危うさ、弱さを上手く表現できる少年を探す為オーディションを続け、この林遣都くんと出会った。少年というものはこんなに変わるのか、と僕らの想像を超えるぐらい成長し、全く違う個性の俳優になってしまう、その驚きと喜びを感じました。」

《滝田監督へのQ&A》
Q 撮影現場はどうだった?
A

子供達はほとんど俳優経験がなかったんで、調教しているようなもんでございました。(笑)すごく新鮮で、余計なことしないし。びっくりしますね、子供の成長には。大人も自分に置き換えて観ると非常に面白い映画かなと思います

バッテリー場面写真
【 初々しい新人キャストたち 】
<林遣都:人を寄せ付けない孤独な天才ピッチャー 原田巧役>
「よろしくお願いします。」
オーディションを勝ち抜いて見事主人公の座を手にした林くん、透明感溢れる白い肌で目元もくっきりしていて西洋風な顔立ち。話し方もゆったりでおぼっちゃま風。今後も楽しみな俳優さんになりそうですよ!

《林くんへのQ&A》
Q 初めての映画はどうだった?
A 分からないことばかりだったんですが、監督はじめ共演者の皆さん、スタッフの皆さん、和歌山の方々、たくさんの人達の支えで最後までやり抜くことができました。幸せな夏休みでした。(笑)
Q 野球の経験は?天才野球少年役はプレッシャーだったのでは?
A 野球の経験は結構あるんですけどなさそうに見られます。(笑)プレッシャーで押し潰されそうになりました。監督からの厳しい指導の後に、必ず冗談を言って怒られた事を忘れさせてくれて、本当に・・・大好きです。(笑)
Q 好きなプロ野球選手や参考にした選手は?
A 清原選手がカッコ良くて好きです。投球の参考にしたのは松坂投手で、試合も見に行きました。
<山田健太:明るくて優しい地元キャッチャー 永倉豪役>
「僕はこんなに大きな役をやったことがなくて最初は心配でした。監督・スタッフ・出演者の方に助けてもらって何とかやってこれたかなと思います。」
素朴な感じで、役柄にふさわしく優しそうな人柄が滲みでています。頼りがいのある、昔のガキ大将のような感じでした。

《山田くんへのQ&A》
Q キャッチャー役だったけど実際に野球はやってるの?
A 実際も僕はキャッチャーをやっていて、下手なんですけど(笑)、撮影前に野球の指導を受けててそこで習ったことが実際の野球ですごく役に立ちました。すごく上手くなりました。(笑)
Q 天才“原田巧”のボールはどうだった?
A 速かった・・・です。(笑)手が痛かったです。日に日にすごく速くなってきて最後の方になるともう怖かったです(笑)。
バッテリー場面写真<鎗田晟裕:巧の病弱な弟 原田青波役>

「グフフ・・・(笑)グッフ・・・(笑)青波役の鎗田晟裕です!お願いします!」(笑)
話だそうとすると笑ってしまう、まだまだ子供の鎗田くんでした!

《鎗田くんへのQ&A》
Q “原田家”はどんな家族だった?
A とても仲良く(笑)全員で頑張れたと思います!
Q どんなところを観て欲しい?この撮影を乗り切り強くなったと思う?
A 病院のシーンを観て欲しいです。とても大変だったです。強くなったと思います!(笑)
バッテリー写真
ここでようやく途中笑わずに返答ができ、司会者から誉められてました(笑)。

<蓮佛美沙子:巧にほのかな想いを寄せる同級生 矢島繭役>

「今回私の地元の鳥取に近い岡山での撮影で、すごく爽やかな気持ちで繭を演じられたと思います。初めての事が多くて、戸惑ったり悩んだりすることもすごくあったんですけど、一所懸命頑張ったのでぜひ観てください。」
2005年度“ミス・フェニックス”グランプリを受賞した美沙子ちゃんは、言動がとっても落ち着いていて、なおかつ度胸もありしっかり者という印象。すっかり女優の風貌ありでした。

《美沙子ちゃんへのQ&A》
Q Q. 男性が多い現場の雰囲気はどうだった?どんなところを観て欲しい?
A 最初は男性ばかりの現場で上手くやっていけるのかなというのがすごくあったんですけど、話していたら皆フレンドリーで優しくてすごく楽しい現場でした。家族愛とか兄弟愛とか友情とか、すごくたくさんの愛が詰まった映画だと思うので、いろんな愛を観てもらいたいです。
Q “原田巧”は人を寄せ付けない主人公だが、演じる上で感情はどのように変わっていったの?
実際の林くんと“原田巧”はどのくらい違った?
A “原田君”は感情を出さない人なんだと“繭”なりに分かった上で、しゃべりかけたりしました。
実際の林くんとは全然違うと思います。(笑)面白い人。
さらに、まだまだいろいろな選択の道がある子供たちにはこんな質問が飛び出しました。
Q 映画に出たことによって将来の夢は変わった?
A (林)僕は将来の夢というものがなくて、結婚して子供を持ててそれで死んでいければいいかなと(笑)思ってたんですけど、こんな誰もできないような経験をし俳優になりたいという夢ができました。
A (山田)俳優になりたかったんですけど、こんな大きな映画に出れて、もっともっと憧れるような俳優さんになりたいという気持ちが強まってきました。ただ、野球もほんと大好きなんで草野球でも続けていければいいなと思います。
A (鎗田)将来はプロゴルファーになりたいです(笑)。おじいちゃんがセミプロだったので。野球はちょっと・・・(グフフフ)。俳優さんは迷ってます。(笑)
A (蓮佛)小さい頃からずっと女優になりたいという夢を持ってきたんですけど、この作品を通して女優という仕事をずっとやっていきたいなって思いました。
この4名の小さなフレッシュメンバーは、緊張しながらも目をキラキラ輝かせていたのでした。

天海祐希【 新人キャストのフレッシュな投球を迎え撃つベテラン勢 】

<天海祐希:巧と青波の母親役>

「初めてお仕事させて頂く滝田監督・菅原文太さん、そして岸谷さん、とっても素晴らしい方たちのお芝居と、この頼もしい若手の皆さんの新鮮なお芝居を目の前で見ることができて本当に幸せでした。日々成長してゆく、日々逞しくなってゆく子供達に触発されながら私も頑張ったつもりです。岡山の素晴らしい景色と空気感がスクリーンの中に溢れていると思ってます。ご家族みんなで楽しんで頂ける作品になっていると思います。林くんは"ハンカチ王子"よりもさらにステキな王子になるのではないかと、スター誕生の瞬間に立ち会えこれからも楽しみです!」
しゃきしゃきしていて快活なのに、どこかトボケたところもあるような、とっても面白い天海さん!
この後も岸谷さんとの掛け合いは夫婦漫才のようでした!

《天海さんへのQ&A》
Q “原田家”はどうだった?
A 無口で渋くていろんなことを見透かして黙って見ている“父”。いろんなことを把握してキリキリする“私”をサポートして良い方向へ持っていこうとする穏やかな“旦那さん”。“巧”に対して“私”は何故かイライラしてしまうんです。病弱な“弟”に比べ何でも自分のやりたいようにできる“兄”。二人ともすごく可愛いし大事だし愛してる息子達なのに、“兄”に八つ当たりしてしまう“私”。そんな状況の中で野球にしかすがる道がなくなっていってしまった“兄”。“兄”と“家族”を繋ぐ役目をしている、不思議な感覚を持った“弟”。一見まとまってないようでまとまっている、まとまってるようでまとまっていない、そんな家族でした。
Q 二人の子供の成長はどうだった?
A もうびっくりしましたね!一度岡山でロケに行き、東京へ帰り、次に行ったら、みんなの顔が変わっていて、逞しくなって「わぁ!数日でこんなに変わるのか!」と驚きました。どれだけ現場で鍛えられているのか、子供同士磨きあっているのか、監督や周りの大人たちが大事に大事に磨いていってるのが一目瞭然でした。
Q "旦那様"役の岸谷さんとは子供の成長についてどんな話をしましたか?
A (天海&岸谷)えっ!
(岸谷)天海さんへの質問ですよね?
(天海)えっ、何ですか?
(岸谷)僕とどのような話をしてたのかと今おっしゃってるんですよ。お願いしますよ〜。(笑)
(天海)ハハハハ!何話しましたっけ?
(岸谷)何話しましたっけ?(笑)
(天海)ただ、ほんとに子供達の真っ直ぐな眼差しと、逞しくなっていった顔つきにただただ驚いて。
(岸谷)そうですね。天海さんの言った通りです。どんどん変わっていったんです。
(天海)しかもどんどん焼けていくんですね。でも“巧”だけ全然焼けなくて(笑)
(天海&岸谷)真っ白でした。(笑)
(天海)それにもちょっと驚いて、「日焼け止め何使ってんの?」って聞きました。(笑)
岸谷五郎<岸谷五郎:巧と青波の父親役>
「滝田監督とご一緒させて頂き幸せでした。久し振りに子供の映画を作られ、大人になると演技の中にズルいものが出てきたりするんですけど、全てが全力。野球の試合のシーンは、本当の試合よりも辛いのではないかと思うほど過酷な撮影を皆で乗り切ってます。そこに出てくる監督が切り取った画には、僕らが想像もできないような力があるんだろうなと思います。応援してください。」
ひょうひょうとしたところのある岸谷さんも、天海さん同様飾ったところがありません!

《岸谷さんへのQ&A》
Q 以前広島東洋カーブの津田投手の役もやっていたが野球にはかなり精通してるのでは?
A 素人の僕らがプロ野球の選手を演じるのは、ものすごいプレッシャーなんです。僕は踊りを覚えるようにビデオを止めて振りを覚えていったんですけど、監督がフルサイズで撮ってくれたんですね。その時「あー良かった!できたんだ。」と思いました。野球のシーンは、できてなければ顔しか撮ってもらえませんから。“巧”が初めて投げているのを見てゾクっとしましたね。フォームといい、繊細さがあるんです。豪はさっき「僕は下手で」って言ってましたけど、とんでもない!メチャクチャ上手いです。僕らじゃ近寄れないような球をバンバン捕ってました。期待してください!
Q 菅原文太さんとの共演はどうだった?
A あまり目を合わせられない感じでした。(笑)存在がすごいんです。菅原さんはどこにいても、菅原さんの周りだけ違う光があり、挨拶のタイミングも考えて、大変でした(笑)。
(天海)お話したいんですけど、話し掛けられないんですよー。(笑)1枚の画のように座ってらっしゃるんで。(笑)
(岸谷)天海さんは子供の頃「トラック野郎」が大好きで、感動したことを菅原さんに言えないから俺に言うんですよ!(笑)
(天海)美しいものを見るように、話し掛けてはいけないような・・・。(笑)何をされてても画になるので、つい見取れてしまいました。(笑)
菅原文太<菅原文太:甲子園出場校の有名監督だった祖父役>
「菅原文太の熟れの果てがまだ映画に出ております。」(笑)
もうおじいさんの役をやる年齢になったとはいえ、体格もガッチリしていて肌艶もよく、いやー、まだまだ若い!!会見中は終始微笑んでいて、優しい祖父役にピッタリな文太さんでした。

《文太さんへのQ&A》
Q みなとの共演はどうだった?
A なるべくね、映画の時には「地」を出さないように心掛けながらやってるんです(笑)。この映画のパンフレットになってる野球場かなぁ?私が日本中で見た野球場で一番「こんないい野球場はないな!」と思った野球場なんですよ。スタッフが6ヶ月前に雑草の種を蒔いたそうなんです。山のてっぺんにある野球場で、半分腐りかけたベニヤのポルトがあったり、古い錆付いたバックネットがあったりして、死にかけていた“青波”が元気になって野球をやる最後のシーン、一人でこっそり見に行くあそこのシーンだけは、ほんとに打ったんですよね、“青波”が。普通打たなくても打った事にして球が飛んでったりするんだけど、大飛球を打ったんでね、この撮影で一度も出さなかった「地」をあそこでつい出してしまって、あそこのシーンはカットしてもらいたいです。(笑)ほんとにあんな素晴らしい野球場は、つい60年前の子供の頃の野球場をふと思い出したりして、あの野球場のような映画になっていてくれたらいいなぁと思ってます。
集合写真
この日の会見はとっても和やかムード。会見の途中では、“ハンカチ王子”の話題が上ると、すかさずキャスト全員がお揃いのハンカチを取り出すという準備の良さを見せ、場内を沸かせるなんていう一場面もあったり!そんな温かい会見と同じく、作品の方もきっとフレッシュな顔ぶれのようにすがすがしく、心をホッとさせる映画になっていることでしょう。
公開は3月10日(土)、全国のユナイテッド・シネマにて!楽しみにお待ちください!

レポート:ユナイテッド・シネマ
マーケティング部 西條 亜紀
帝国ホテル

バッテリー
(C)2007「バッテリー」製作委員会
『バッテリー』

2006年3月10日公開
監督:滝田洋二郎
出演:林遣都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子、天海祐希、岸谷五朗、菅原文太


記者会見レポートの一覧に戻る
ホームに戻る

MOVIEリンク集 会社紹介 採用情報 プライバシーポリシー 個人情報の取り扱いについて 特商法 Q&Aお問い合わせ
劇場内広告のご案内 法人および各種団体のご案内 法人および各種団体のご案内

COPYRIGHT(C) 2009 UNITED CINEMAS CO.,LTD. All rights reserved