1920年代後半から1930年代にかけて、スタン・ローレルとオリバー・ハーディによるお笑いコンビ「ローレル＆ハーディ」は、ハリウッドで黄金時代を築き上げた。時は流れて1953年、ふたりはイギリスでライブツアーを行うことになった。しかし「ローレル＆ハーディ」はすでに過去の人。このツアーは復活を賭けた最後の大勝負だった。初めは客の入りがまばらだったが、ふたりの芸の腕前は一切衰えておらず、観客は徐々に増えていった。そんな矢先、オリヴァーに病魔が襲いかかる。