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上映中/公開予定作品
【午前十時の映画祭13】ミツバチのささやき
【鑑賞料金】大人 1,500円/大学生・高校生・中学生・小学生・幼児・障がい者 1,000円/シニア 1,200円
※特別興行のため、サービスデー・割引券を含む一切の割引料金の適用はございません。
また、会員無料鑑賞・招待券・当社発行の特別鑑賞券などもご利用いただけませんのであらかじめご了承ください。
《“町山智浩氏が語る20世紀名作映画講座 映像付き上映”開催日》
・橿原:2023/09/08(金)〜2023/09/14(木)
・アシコタウンあしかが、つくば、ウニクス南古谷、平塚、なかま16:2023/09/22(金)〜2023/09/28(木)
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★少女に何が起こったか?★
<解説>
スペインの名匠ビクトル・エリセの長編デビュー作。映画『フランケンシュタイン』(1931)の怪物に魅せられた少女の心を繊細に描いた名篇。少女を演じたアナ・トレントは撮影当時まだ5才だったが、その可愛らしさと自然な演技は驚異的。日本では長らく知られざる作品だったが、本国公開から12年後の1985年に初公開され、高い評価を得た。
<物語>
1940年、内戦終結後のスペイン。小さな村に映画の巡回上映がやって来た。6才の少女アナ(アナ・トレント)は、姉のイザベルと一緒に『フランケンシュタイン』を観て、すっかり心奪われてしまう。アナは、姉からフランケンシュタインは怪物ではなく精霊で、村はずれの一軒家に隠れていると聞かされる。ある夜、村の郊外で脱走兵らしき男が列車から飛び降りると、荒野の中の小屋に逃げ込んだ。翌日、小屋にやってきたアナはその男と出会いーー。
<こぼれ話>
ビクトル・エリセは、長編映画を3本しか発表していない寡作な監督として知られる。1973年、長編第一作のこの作品は、サン・セバスチャン映画祭でグランプリを受賞。それから10年後、1983年には第2作『エル・スール』を監督し、カンヌ映画祭で高く評価をされた。それから9年、長編第3作『マルメロの陽光』(92)は、画家のアントニオ・ロペス=ガルシアについてのドキュメンタリーで、カンヌ映画祭・審査員賞と国際映画批評家連盟賞を受賞した。
(製作年:1973年)
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