【阿久比:田口 恭子様】

Q1 撮影現場を見学されての感想や、監督・俳優の印象など感想

 当選したのが夢のようで、実際の撮影を自分が見ることができたなんて、今でも信じられないくらいです。 テレビのドラマ撮影なんかだと、よくNG大賞などで出てくるようにとても気楽な感じですが、今回の現場は大変緊迫した雰囲気で緊張しました。永瀬さん も小澤さんも台詞が完璧にはいっていてNGなんてとんでもないですね。
  監督はオーラが出ているというか、大勢のスタッフに囲まれていてもすぐに山田監督だとわかりました。帰るときもわざわざ挨拶していただいて感激しました。

Q2 映画『隠し剣 鬼の爪』への期待

 いい映画をみるといつまでも自分の中に残るのですが、「たそがれ清兵衛」もそうで、河原でたたかうシーンや宮沢りえさんの演じたやさしいけれど芯の強い女性のことなどを時々思い出します。特に山形弁のうまさに驚きました。それまでの笑いを誘うような山形弁のイメージががらりと変わり、真田さんが話すとかっこよく、宮沢さんが話すと大変やさしく、癒されるような言葉になっていました。「隠し剣 鬼の爪」も山形弁なので楽しみです。 主役の永瀬さんは「探偵 濱マイク」などを見ていて、好きな俳優さんなのですが、現代的な永瀬さんが、今回、時代劇をどう演じるか非常に興味があります。





【阿久比:田口 直人様】

Q1 撮影現場を見学されての感想や、監督・俳優の印象など感想

おかげさまで充実した1日でした。今までに見たこともない世界だっただけに大変面白かったです。
「隠し剣 鬼の爪」の予習として「たそがれ清兵衛」も観ました。以前の“寅さん”のイメージとはまた打って変わった監督の姿はすてきでした。

Q2 映画『隠し剣 鬼の爪』への期待

「たそがれ清兵衛」以上に、日本人の“こころ”を、山田洋次監督の独特のタッチで描いて下さることを期待しています。以前の“カッコイイ侍”から“カッコワルイ侍”へとイメージが変わってきています。この“カッコワル”さは、現実の人間の“カッコワル”さであり、その“カッコワル”い人が、自分の信じる道を歩んで行こうとする時、ホンモノの“カッコイイ”姿が生まれるのですね。“カッコワル”い永瀬正敏さんを期待しています。



CLOSE