【稲沢:竹田 功子様】

Q1 撮影現場を見学されての感想や、監督・俳優の印象など感想

 当日は朝から雨でしたが、興奮して落ち着かないままホテルを後にして、太秦にある松竹撮影所に直行しました。撮影所では、練習風景と撮影風景の2ヶ所をじっくり見させていただいた上に、関係者の方々からの丁寧な説明、ありがとうございました。映画を制作することがこんなに多くの人と時間を掛けて行われることに非常に驚きました。特に驚いたのは、【1】今回の午前中の撮影では本番の撮影時間はたったの20秒でしたが、そのリハーサルに掛ける時間の長いこと(時には1日掛かることもあるとのこと)。【2】私たちは11時半頃に撮影見学に入りましたが、撮影は10時から開始されており、役者さんはカツラを着けたり、化粧をしたり、着付けのためにそれより2時間前から撮影所に入っているとのこと。【3】リハーサルでは役者さん(当日は永瀬さん、小澤さん)の場面とその周りでは照明さん、音取りさん達がいろいろな角度から何回も試していたこと。【4】役者さんはその役に入るため山田監督が納得するまで数十回以上の練習を行い、監督自身もせりふの言い回しや仕草を指導しておられ、役に入る中で最初聞こえなかった役者さんの声が大きくなり、段々と声高になり聞こえてくるようになったこと。【5】本番になっても監督が納得するまで同様なことが何回も行われていたこと。などです。 これが「映画作りに対する情熱」かなと思い深く感動しました。

Q2 映画『隠し剣 鬼の爪』への期待

 監督を含めスタッフ、キャスト全員が積み上げて少しでも良い作品にしたいという思いが伝わるこの作品。非常に期待しています。また、ちょうど私たちが本番取りで見られたシーンが観られることも楽しみです。





【稲沢:竹田 幸正様】

Q1 撮影現場を見学されての感想や、監督・俳優の印象など感想

 当日は天気が良くなるよう祈っていましたが、朝から雨でがっかりでした。しかし、松竹撮影所やユナイテッド・シネマの方々の熱意でそんな気分は太秦にある松竹撮影所についた頃には吹っ飛び、さらに監督や役者さん、それを支える八木かつら店さん達、縁の下の力持ちさん達のお話を聞くにおよび朝方の気分はどこへ行ったのか自分でも不思議なくらいでした。映画作りとはどんなものか全く判らない私にとって今回のツアーは大変ありがたいものでした。そして、映画作りを目の当たりにした今回の撮影所見学で、映画作りの大変さが身を持って判りました。同じ場面を撮影するのにカット毎に分けているとは思いもしませんでした。今までそんなこととはつゆ知らず、同じ場面を同時に撮影しているものだと思っていました。そして、「カット毎に大変な時間を掛け、できた場面は数分になるのだなあ。」「できた映画でこのつながりを自然に見せるのが監督、役者の技量なのかな。」と思いながら見学していました。こんなことを考えながら、目の前で永瀬さん、小澤さんたちは自分の役の中に入ったり、山田監督は役者さん達がその役に入るよう指導されている場面は非常に感激しました。 これが「本当の映画作り」かなと思い、その映画を作っているみなさんの思いに深く感動しました。

Q2 映画『隠し剣 鬼の爪』への期待

  監督や役者さん達が、良い映画を作りたいという熱意で積み木のように積み上げながら作られた「隠し剣 鬼の爪」非常に期待しています。また、皆さん方が説明して下さったことにも注意しながら映画を観ることも楽しみにしています。



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