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監督/出演/あらすじ
【鑑賞料金】
大人 1,500円/大学生・高校生・中学生・小学生・幼児・障がい者 1,000円/シニア 1,200円
《メンバーズカード CLUB-SPICE会員料金》
大人 1,300円/大学生・高校生・中学生・小学生・幼児 800円/障がい者 1,000円/シニア 1,000円
※障がい者料金からの会員割引はございません。
※その他サービスデー・割引券を含む割引料金の適用はございません。
また、会員無料鑑賞・招待券・当社発行の特別鑑賞券などもご利用いただけませんのであらかじめご了承ください。
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受賞歴:NY批評家協会作品賞、NY批評家協会監督賞
★鬼才が放つ黒い笑いと“超”暴力の衝撃作★
◆解説
巨匠キューブリックが、野蛮で暴力的な人間本来の姿をブラックかつシニカルなタッチで描いた問題作。近未来のロンドン。日々暴力とSEXに明け暮れる不良グループのリーダー、アレックスは、仲間に裏切られて投獄され、攻撃的本能を抑圧する洗脳治療を施されるが―。名曲「雨に唄えば」の引用場面は観る者の背筋を凍りつかせる。
◆物語
暴力とベートーヴェンの音楽だけが生きがいのアレックス(マルコム・マクダウェル)率いる不良少年たちは、老いた浮浪者を袋叩きにした後、ライバル・グループに殴り込みをかけて大乱闘。さらに郊外の邸宅に押し入り、その家の主人アレクサンダー(パトリック・マギー)の眼の前で夫人の衣服を切り裂き、暴行に及んだ。こうして一晩は終わり、アレックスは愛するベートーヴェンの交響曲第九番を聴きながら幸福な眠りにつくのだったが―。
◆こぼれ話
キューブリックは、当時マカロニ・ウエスタン音楽で注目されていたエンニオ・モリコーネに作曲を依頼。だがモリコーネはちょうど『夕陽のギャングたち』(71)作曲の真っ最中だったため、そのオファーを断った。代わりに選ばれた音楽担当は、アルバム『スウィッチト・オン・バッハ』(68)でモーグ・シンセサイザーによるバッハ楽曲の演奏で一世を風靡したウェンディ・カーロス(1939〜)。後のキューブリック作品『シャイニング』(80)のテーマも担当した。
(製作年:1971年)