ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・プレミア レポート

ユナイテッド・シネマ(株)
宣伝部 西條 亜紀 

今回は、あの"ユニバーサル・スタジオ・ジャパン"で、スーパースター"シュワちゃん"が公開間近に迫った『ターミネーター3』のプレミアイベントを行うと聞き、"シュワちゃん"のように自家用ジェットとはいきませんでしたが、大阪まで一飛びしてきました!!

会場となったのは、"ユニバーサル・スタジオ・ジャパン"の大人気アトラクションの一つ「ターミネーター2:3−D」。

<オープニングイベント>

会場の外に作られた特設ステージの周りは、当日遊びに来ていた多くの幸運なお客さんでびっしり埋め尽くされておりました。"ユニバーサル・スタジオ・ジャパン"内にいる全てのお客さんが集まったのでは?!と思うほど。私たちが定位置に着くや否や、「見えない!!」「帰れ!!」と言った罵声が飛び交うほどに興奮しているお客さんたち。日本での"シュワちゃん"人気もまだまだ健在です!!

小雨がパラつき、外でのイベントは中止になるのではと危ぶまれる中、"ダダン、ダンダダン♪""ダダン、ダンダダン♪"とあのお馴染みの『ターミネーター』のテーマ曲が流れ、ステージから120メートルほど先にモクモクとスモークが立ち込めてきました。するとそのスモークの中から黒いリムジンが!テーマ曲に合わせゆっくりとゆっくりと進むその姿は、まるで映画の1シーンのよう。鳥肌ものです。

そして待ちわびる多くのお客さんたちの大歓声と拍手に迎えられ、黒いリムジンから"シュワちゃん"が!と思いきや、まずはボディーガードが降り立ったのでした。しかし、そのボディガードのあまりの貫禄に「ウォー!」「カッコイイ〜!」という声もちらほら。そしていよいよ、司会者の「ミスター!アーノルド・シュワルツェネッガー!!」の声とともに、"シュワちゃん"登場!!

ジーンズに白いジャケットの"シュワちゃん"は、笑顔で皆に手を振りながらステージへ。

(「ターミネーター」トレードマークのサングラスに革ジャンという出で立ちを期待していたけれど、そうではなかったのがちょっと残念・・・。)

〜シュワちゃんからのメッセージ〜
こんな素晴らしい歓迎ありがとう!

最後に大阪に来たのは、"ユニバーサル・スタジオ・ジャパン"のこの「ターミネーター2:3−D」オープニングの時だったよ。その時僕は「I'll be back.」と言ったんだ。「ターミネーター」は約束を守るんだ!戻ってきたよ! 日本、そして日本の人たちが大好きだからさ!

(それを聞いたお客さんたちは、拍手喝采でした。)

『ターミネーター3』に僕は誇りを持っている。世界中のファンの人たちから『ターミネーター』をもっと作ってと言う声が起こって出来たのが、この『ターミネーター3』なんだ。

『ターミネーター』がヒットしてシリーズにまでなったのは、ファンのみんなのおかげだよ。改めてお礼を言うよ。どうもありがとう!! 「I'll be back.」!!

と、そこにいる全てのお客さんへ向かって話をするかのように、左右顔を向けながら笑顔でメッセージをくれた"シュワちゃん"。

すると突然、自らお客さんのいる方へ歩いて行き、握手をしたり、小さな子供に話しかけたりと、これまたものすごい大サービス!!

ゆっくりゆっくりと、大感激のお客さんのもとを1周もしてくれたのでした。

そして、後を絶たない"シュワちゃん"コールに見送られながら、会場内へと続くレッドカーペットを歩きプレミア試写会へと向かったのでした。

<プレミア試写会舞台挨拶>

抽選で選ばれた500名の観客が待つ、会場となったアトラクション「ターミネーター2:3−D」は、ジェームズ・キャメロン監督らにより製作され、ライブ・アクションと最先端デジタル映像技術を組み合わせたスリリングなバーチャル・アドベンチャー。『ターミネーター2』のその後の物語として作られ、主演はもちろん"シュワちゃん"。世界最大の3-Dスクリーンで、迫力ある映像が体感出来るのです。

そんな「ターミネーター2:3−D」を楽しんだ後、またもや「I'll be back.」!! と"シュワちゃん"登場!

〜シュワちゃんより一言〜
「この作品は昨年半年かけて撮影した。そして、音楽や音響を付けたりして先月やっと出来上がったばかりのホヤホヤなんだよ。日本のみんなにも『ターミネーター2』を楽しんだのと同じようにこの映画も楽しんで欲しい。『ターミネーター2』より出来がいいと思うよ!」

Q1. 12年振りに復活した訳だが、なぜ12年もかかったの?

A. 権利問題がすごく複雑だったんだ。『ターミネーター』の権利は、50%はAさんが持ち、50%はBさんが持ってる、さらに『ターミネーター1』の権利はこの人が持ってて、『ターミネーター2』の権利はこの人が持ってるといったぐあいにとっても複雑だったんだ。それをスッキリさせてやっと出来たんだよ。

「実は、『ターミネーター3』のプロデューサーが2人来ているんだ。」と、2人のプロデューサーを舞台に呼び、"シュワちゃん"とても嬉しそう!

Q2. かなり"体"を作るのが大変だったと思うが?

A. トレーニングがとても重要なんだ。『T1』『T2』『T3』は同じ型から作られたマシーンだから同じじゃなきゃいけないんだ。つまり、未来から来た瞬間はオールヌードでいるから、あれは『T1』『T2』と同じ体じゃなきゃいけないんだよね。だから"体"作りは大変だったよ。毎日2〜3時間、ものすごくヘビーなトレーニングをしたんだ。

という、"体"は本当にお見事!全く老いを感じさせない筋肉にはもう目を見張るばかり。もちろん、生の"シュワちゃん"も50代とは思えないほどに若々しいのでした。

「プロデューサーに、この映画の大変だったことを聞いてみようよ!」と"シュワちゃん"。

A.(プロデューサー:アンドリュー・G・バイナ)さっき言ったように権利をクリアするのは本当に大変でした。そしてシナリオをきっちり作り、『ターミネーター2』のキャラクターの興奮を超えるようなものを作って、ファンのみんなに楽しんでもらえるようなものにするのがプロデューサーとして大変でした。

「じゃ、続いてマリオからは映画の撮影後に大変だったことを聞いてみよう!」とすっかり司会になりきっている"シュワちゃん"は、プロデューサーに"あっち向いて""こっち向いて"としきりに指示を出し会場の笑いを誘っていました。

A.(プロデューサー:マリオ・F・カサール)音楽と効果音をスッキリするのが大変だったよ。

Q3. これを見て欲しいというところは?

という質問が出たところで、3人は誰が答えるか譲り合い、しまいには"シュワちゃん"の「彼(プロデューサー:マリオ)はシャイで人前で話すのが苦手なんだ。って言うのは、小さい頃のトラウマと彼の奥さんが強くて彼にしゃべらせないんだよ。ハハハ・・・(笑)キュートでしょ!あの2人?! ウワッハッハハハ・・・(笑)」と冗談で締めくくられました。

この時の"シュワちゃん"、かなりの上機嫌で、会場にいる全ての人たちが一緒に笑っていました。

Q4. 今回、女性の「ターミネーター」が登場するがどうだった?

A. 女性「ターミネーター」は"T-X"という名前で、高度に作られたマシーンで、僕の演じる「ターミネーター」より強いんだ。力は強く、武器も早い、手からはいろんな武器が自由に取り出せるんだよ。今回僕は、マシーンを全てコントロールしてしまうような、すごい敵と闘うんだ。女性と闘うのはものすごく大変だったけど楽しかったよ。

この、女性「ターミネーター」"T-X"こそ、今回の見所と言っても過言ではないでしょう。演じるのは、スーパーモデルから女優に転身した"クリスタナ・ローケン"。完全に人間の感情を消し、"T-X"に成りきったその演技は、悪役とは言いつつも惹きつけられること間違いなし!その上、元スーパーモデルというのがうなづける、かなりの美貌の持ち主です。とにかく強い"T-X"。攻撃されてもビクともしない。"シュワちゃん"との対決シーンは思わず笑ってしまうかも。彼女の初登場シーンも是非ともお見逃しなく。

一瞬ではありますが思わず溜息がこぼれる美しさなのです。

アクション、そして"ジョン・コナー"にまつわるドラマ、と、今回も目が離せない1時間50分。

7月12日(土)より全国のユナイテッド・シネマにて大公開!!お楽しみに!

BACK